絵手紙の道具

 本来の絵手紙は、身近にあるものということなので、えんぴつでも、サインペンでも色鉛筆で色を塗っても良い。使用するハガキも色々な種類が売っていて、和紙のものが多いが、普通のハガキでも良いんだそうだ。ここで色々な道具を紹介してみよう。

ライン

墨・筆・紙・顔料

これだけあれば、基本的には絵手紙は描ける。使いやすさなどは個々によるだろうが、母ちゃんの使っている道具と、こんなものがあったら便利というものを写真入りで説明する。

ライン

墨と筆

筆

 筆は墨用と、色用の二本があれば良いらしい。上級者になると、細かい部分を塗ったり、色の出かたなどで筆をいろいろと使い分けているようだが、初心者から中級者は墨用1本、色用2本もあれば十分のようだ。

カートリッジ式筆

 墨は市販の墨汁で十分ということだが、上級者になると墨の濃さも調整できるので、青墨をすって使う人もいるらしい。絵手紙の表情が豊かになるということなのだが、墨絵を描くのにもこの青墨が使われているのだから、絵手紙も同様といえば同様だ。

 現在は青墨筆ぺんとして、カートリッジ式で墨が染み出てくるタイプもあり、母ちゃんは因みにこれを使っている。サッと使えて、サッとしまえて、忙しい母ちゃんには便利なんだそうだ。

ライン

ハガキ・葉書

ハガキ

 はがきにも色々な種類があるようで、少し紹介しよう。三椏雁皮葉書は、三椏(ミツマタ)と雁皮(ガンピ)の長い繊維を、良質な水を使ってすいて作った手すきのハガキ。生成りの色合いが特徴で、水がしみ込み易く特に水彩画にオススメ。ただ、ちょっと高価なので手軽ではないというのが難点。もっと安いものでも十分に楽しめるようなので、文房具店や画材店に行ってみると、いろいろと売っているようなので、自分の使いやすいもの、楽しめるものを使って欲しいと思う。安いものだと1枚60円くらいから売っている。形や道具に拘らないところが絵手紙の良さなんだなぁ。

ライン

色・顔料

顔料

 色がたくさんあれば良いってものではないらしい。うちの母ちゃんが一番最初に始めたときは12色の顔料で描いていた。色を混ぜ合わせて、自分なりの色で描くのが良いらしいので、何色あっても、結局は混ぜて自分のオリジナルの色を塗っていくのが良い。今でこそ、母ちゃんの絵手紙の道具はいろいろ増えているが、最初の頃は本当に筆と墨とハガキと顔料だけだった。今はサインペンやら色鉛筆なども使って、幅広く絵手紙を描いている。

ライン

その他の道具

梅皿

 この梅の花びらのような形をしたのが、その形通り『梅皿』という。ここに顔料を混ぜ合わせて色を作っていくのだが、大量に何枚も描く人でなければ、小さいもので良いと母ちゃんは言っていた。実際に、母ちゃんはこれの一番小さいもので、今でも対応しているそうだ。因みにサイズはいろいろあって、母ちゃんが使っているのが、8.5センチのものだ。一度に3枚〜4枚くらいの人はこれで十分だと言っていた。

落款印

 落款印を母ちゃんは最初の頃、消しゴムを削ったものを使っていた。消しゴムにしては良く出来ているなぁ〜と思っていたのだが、可愛そうになったボクは母ちゃんに新しい落款印を作ってやることにした。

 因みに落款とは、落成款識【らくせい-かんし】の略で、書画が完成した時に作者が署名・捺印することだ。作品に落款印を押すのは、自分の真実を尽くした責任の証明と、作品を引き立たせる役割がある。母ちゃんの作品も、母ちゃんに責任があるということだな。

 今はこんな絵手紙セットも売っているそうだ。母ちゃんは最初、このセットを買ってみたんだそうだ。顔料が無くなれば買い足し、筆の新しいのが欲しくなれば買い足しと、少しずつ色々増えていっているらしい。初心者には価格も手頃なので、始めやすいだろうと思う。

 このセットは12色付きパレット、スケッチブック、備長炭ウェット、クリップ、キャップ付き鉛筆、水筆(大・小各1)、水性ペン、しじら織りケース、落款印セット(印材大・小 各1、印刀、朱肉、耐水ペーパー)、説明書が入っている。

ライン

MENU

Copyright (C) 2008 絵手紙と母ちゃん. All Rights Reserved.